文章だけで伝えてみることの難しさ
インターネットで調べ物をしていたとき、ある興味深いやり取りを見つけ、ふと昔のことを思い出しました。今回は、そんな懐かしい記憶を辿りながら、文章だけで何かを伝えることの難しさと面白さについて綴ってみたいと思います。
ガラケーとテンキーの時代
今ではスマートフォンやSNSが当たり前の時代ですが、かつては「ガラケー」と呼ばれる携帯電話が主流で、写真や動画の共有も簡単ではありませんでした。そんな時代、私は「ihome.to」というサービスに夢中になっていました。当時は動画よりも、パラパラ漫画のようなGIF形式のコンテンツが主流で、文字だけでどれだけエンタメ性を出せるかを試行錯誤していたものです。
学生だった私は、父が購入したIBMのアプティバというデスクトップパソコンと、自分のガラケーを使って、ブログとも日誌ともつかないような文章を綴っていました。パソコンは父が主に使用していたため、私はガラケーのテンキーを駆使して、自分を表現しようと躍起になっていたことを思い出します。
HTMLとの出会いと試行錯誤
当時、未熟ながらもHTMLを使って、いろいろな表現を試していました。テンキーでコードを書き、アップロードして確認。ミスが発覚すれば、その都度やり直す。今考えれば、そんな指が壊れそうな作業はしたくありませんが、あの頃はそれが楽しかったのです。
文字だけしか表現できない分、表記に工夫を凝らし、いかに相手にわかりやすく伝えるかを考えていました。意図したことを文章だけで伝える難しさと、それを乗り越えたときの達成感は、今でも忘れられません。
現代の情報共有とその恩恵
今では、写真や動画を簡単に共有できる時代になりました。インターネットの速度向上とスマートフォンの普及により、動くコンテンツが当たり前となり、情報がより直感的に伝わるようになりました。
本当に、いい時代になったと思います。情報の伝達手段が多様化し、誰もが簡単に自分の思いや考えを発信できるようになりました。しかし、だからこそ、文章だけで何かを伝えることの価値や難しさを、改めて感じることがあります。
文章で伝えることの魅力
文章だけで何かを伝えることは、確かに難しいかもしれません。しかし、その分、読み手の想像力を刺激し、深い共感や理解を生む力があります。あの頃、ガラケーのテンキーで必死に文章を打ち込んでいた自分を思い出すと、文章で伝えることの楽しさと奥深さを再認識します。
これからも、写真や動画といった視覚的なコンテンツが主流である一方で、文章だけで伝えることの魅力を大切にしていきたいと思います。そして、あの頃のように、言葉の力を信じて、自分の思いや考えを綴っていきたいと思います。
このように、文章だけで伝えることの難しさと楽しさを振り返ることで、現在の情報発信の在り方を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

