【シリーズ】団体職員が挑む!社内動画制作プロジェクトの舞台裏
第1話:YouTube動画企画を社内提案した話
ある団体で、これまで紙資料やWebサイトでの広報活動が中心でした。
しかし、若年層の情報取得手段がYouTubeなどの動画媒体にシフトしていることを踏まえ、私は「YouTube動画の導入」を社内で提案することにしました。……という形になっています。きっかけなんざ、いろいろあるのです。
◆背景と課題
- 若年層は紙やWebサイトよりも、動画で情報収集している
- SNSでの短尺動画の活用実績はあるが、YouTubeは未展開
◆目的と狙い
- 認知度・イメージ向上
- 若年層の接点を増やす
- 組織としての柔軟性・発信力を高める
◆提案内容の要点
- 既存素材(社内向けや案内用の動画など)を活用し、15〜30秒の短尺動画に再編集
- 公式YouTubeチャンネルで公開し、段階的に広告配信も行う
💡この記事シリーズは、社内で実際に提案・企画・調整・制作に関わった実録です。
企業や団体で動画を導入したい方、動画制作の実務が気になる方の参考になればうれしいです。
第2話:企画から撮影まで|動画制作の全体像と確認事項
提案が通った後は、実際の制作フェーズへ。見積、構成、スケジュール、撮影準備……やるべきことは山ほどあります。
◆見積のポイント
- 構成費/撮影費/編集費/キャスティング費など項目を明確に
- 撮影1日/ロケ地1箇所/モデル2名(20〜30代想定)
- ナレーションなし/BGM+テロップで構成
◆ストーリーボード(構成案)
以下は実際の動画構成案をもとにした、一般的な短編プロモーション動画の構成です:
- Opening:感情に訴える導入シーン
- サービスや場所の「象徴的なカット」を使って、視聴者の感情を引きつける
- テロップや映像表現で「なぜこの動画を見るべきか」を直感的に伝える
- First Impression(初接点の描写)
- 利用・訪問の場面など、視聴者が共感できる導入を描く
- 不安や期待が安心や関心に変化する流れを示す
- Service Highlights:サービス・特徴の紹介
- 商品紹介、体験、対応の様子などを具体的に映す
- スローモーションや演出で魅力を最大限に伝える
- Ending:未来へつながる締めくくり
- 笑顔や行動でポジティブな余韻を残す
- ロゴやキャッチコピーを表示して行動喚起
🎬 ※企業紹介、教育・医療・自治体PRなどにも応用可能です。
◆撮影準備とスケジュール
- 撮影は1日で実施(早朝〜夜)
- 香盤表でタイムラインを整理し、準備に抜けが出ないよう調整
- 当日は現場進行のハブとして動きました
◆広告配信の戦略
- 配信期間は4ヶ月が理想(効果の推移から算出)
- 再生数は月を追うごとに減少する傾向にあるため、前半に力を集中
◆確認項目リスト:動画制作前にチェックすべき10項目
- 動画の目的は明確か
- 使用媒体の整理はできているか
- 動画尺・本数の確認は済んでいるか
- モデルの条件・契約期間は明記されているか
- ナレーション/テロップの方針は固まっているか
- 香盤表は作成されているか
- 撮影地・許可関係は整理済か
- 見積・予算は明確か
- 配信とプロモの設計はされているか
- 撮影後の活用・管理方針もあるか
📌次回予告:
第3話では「撮影当日の出来事と学び」についてまとめます。
💡この記事シリーズは、社内で実際に提案・企画・調整・制作に関わった経験をもとに記録したものです。
「これから動画制作に関わる方」のヒントや支えになればうれしいです。
ABOUT ME
サトシ|アプルヴァ研究所
団体職員として10年以上勤務。
情報をわかりやすく届けて、
誰かの“ちょっと助かった”につながればうれしいです。
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